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TAHITI(タヒチ) 
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 〜タヒチ体験談2000年4月〜 

〜ランギロアへ〜

関西空港から少々早めの出発。前日までさほどワクワクもしなかったが飛行機に乗ってから気分が急上昇↑全く下調べをしていなかったので機内でビール片手にランギロアのお勉強。気持ちが高まったところでまたビール。スチュワーデスさんもついには顔を見るなり「Beer?」「・・・どうもありがとう」
そうこうするうちにファアア国際空港に到着。意外ときれい!そこからランギロアへは国内線で移動するため乗り継ぎで待つこと2時間、小雨の中滑走路をテクテクあるいて搭乗すると、なんと!機内が雨漏りしていた。パイロットが気づいてない訳じゃないので大丈夫だろうとは思ったけどドキドキしながら1時間過ごした。無事ランギロアへ到着!!さぁ、荷物荷物・・・ってあれ?どこで受け取るの?目の前にあったのは腰ぐらいの高さの横に長い棚。上は斜めになっている。どこで待てばいいのか分からないので周りの人の様子を見ていると、少ししてからあきらかに一般人と思える人が荷物を運んできた。あ〜きたきた、で、荷物を受け取るところは?もしかして手渡し??男の人は近くまで来て重そうに荷物を持ち上げ棚の上から荷物を滑らせて落とした。なるほど〜これが荷物受取所かぁ。私たち以外の初めての人もびっくり!!わざわざ棚を使って上から落とさなくても、そのまま横を通って置いていった方が楽なんじゃ・・と思ったが、こだわりもあるんでしょう。ご苦労様です!

 

〜ホテル〜(キラ・オラ・ビレッジ)

送迎バスで宿泊先のキア・オラ・ビレッジに到着。貝殻のネックレスでお出迎えされた後、念願だった水上コテージへ案内された。きれ〜い、きれ〜い!桟橋のようなところを通りながら海のきれいさに感動!部屋に入り更に感動!室内は広く、リビングのガラステーブルを持ち上げ下を覗くとそこは自然の水族館。機内で持ち帰ったパンをあげたらモンガラカワハギもやってきた。私より夫の方がハマってしまったようで、特に大きなカワハギに愛着がわいたらしく、「ボクのかわいいおさかなたち〜♪」と言いながらしばらくあげ続けていた。(アホ!)
その日の夕食はバーベキュー。バイキングスタイルになっていて週に2回はこの夕食らしい。ホテルではお代は全てサインになっていて帰りにフロントで精算という形になっている。そのためバーベキューの日はメニューがないので一人いくらなのか値段が分からないゴチバトル状態だった。それはさておき、風が気持ちよかったのでオープンスペースで食事を堪能しているとタヒチアンショーが始まった。何部かに構成されているようで途中、女性達がゲストをひっぱり出して一緒に腰をふりふりさせていた。犠牲になったのはフランス人の男性1人と日本人の家族のお父さん。その光景を隣で見ていた夫は「かわいそ〜かわいそ〜おれイヤだ〜」と連呼していた。私としては夫のお尻ふりふりを見たいところではあった。

翌日からシュノーケリングを楽しんだり、疲れてお昼寝したり、夜はベランダでワイン片手に天体観測したりと贅沢な時間を過ごす毎日。夜にだけ開くバーに行くのは片言の英語を話したがる私の担当。「○○を下さい」って何て言うの?と夫に教えてもらいながら毎日通い続け帰る頃にはすっかりお得意様。夫が嘆く「お前の英語は金がかかる・・・」と。

ランギロア最後の日はビーチバンガローで一泊。ビーチの目の前には昨日まで泊まっていた私たちのコテージが見える。ビーチバンガローもきれいで決して悪くはない部屋なのに水上コテージがあまりに良すぎたためか、急に貧乏人になった気分だった。「いいね〜お金持ちのひとはぁ〜」と覇気がない夫。そう言うなら次回は全泊水上コテージで取ってちょーだい!!

余談:結局ゴチバトルのバーベキューは日本円で5000円くらいだったと思う。2度目のバーベキューの日はショーに連れ出されないようレストラン内で食事をとり、本日の犠牲者を窓から見学。夫は写真を撮るため一旦外へ出たがショーに連れ出されそうになったため慌てて逃げ込んできた。え〜い軟弱者め!

 

〜体験ダイビング〜
恐怖の体験ダイビングのお話。早朝にショップで集合した後レンタル機材で身を固めて何の説明もないままボートへ!ボートの上で10分くらい説明を受けながらポイントに到着。次々に海へ飛び込んでいくのを見守って最後にドボン。命綱であるレギュレーターをしっかりくわえ潜降するが浮力で途中はずれそうになってパニック状態になり慌ててイントラが駆け寄ってきた。それでも落ち着かず一旦浮上することに。涙ながらに状況を訴えると意外な答えが返ってきた。「・・・マウスピースを歯でかんでください」(え・・?マウスピースってがっぽりまるごとくわえるんじゃないの?)実はシュノーケイングをしたのもタヒチが初めてで、そうとは知らない私は来た日からずっとがっぽりくわえて続けていた。原因が分かっても恐怖心はなかなか収まらなかったが、イントラにしがみついているうちに気づいたら海の中に連れて来られていた。そうそう、その間夫はというと、夫も初めてだったのに大丈夫と判断されてひとりぼっちで海底に取り残されていたとか。(すまないねぇ〜)それを別のイントラが気づいて迎えに来てくれたらしい。やっとみんなが何か覗いているところに追いつきほっとしていると、私にも見ろと最前列に押し出され早く水面に上がりたかった私は「みたみた」とうなずき、その場をやり過ごした。そして、やっとの思いで浮上。(ハァー怖かった〜)と胸をなで下ろしているとイントラと他の人達や夫の会話が耳に入ってきた。「穴にサメが寝てましたね〜」(は!あの最前列の目の前にはサメがいたの?・・・見なくてよかったよォ〜)あのときの自分の判断に間違いはなかったと確信する私だった。