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奄美大島(あまみおおしま)
■ /TOP体験談ダイビング/ ■

 〜ダイビング情報〜 
2001/7/27〜2001/7/28
ダイビングショップ
空港から車で約30分という便利な場所にあるリラックス。
オーナー兼イントラの前田さんは関西出身、お昼ご飯の担当の奥様も同じく関西出身の若い夫婦。オーナーご夫妻はもちろんのこと従業員の対応も丁寧で初めて訪れた人でも親しみやすいショップ。
ダイビングエリアは主に北部中心になり、港はショップから歩いて2分の所にあるが、車で移動(リピーターなど慣れている方は歩いて港まで行ってたけど)。リラックスのすごい所は無制限ダイブというコースがあり、20,000円で4ダイブ以上潜れるという点。しかもお昼付となればガンガン潜りたい人には有り難いコース。ゆっくりと潜りたい人はその日にキャンセルしたり追加したり、対応してくれることもあるので相談してみるといいかも。
奄美大島の海はほんとにおもしろくて、サンゴや地形、マクロ生物など魅力あふれるポイントが盛りだくさん。
雑誌にもあまり掲載されていない海を是非堪能して欲しい。
ポイント
デッショ
アサヒガーデン
ハナゴイ(No.1)
バショウ
インオアシス


ホワイトソックス
ほんとだ。白い靴下はいてる・・
ウツボ
ちょっと怖い。
ハナビラクマノミ
やっぱりヒレがきれい
イボウミウシ
初めて見たウミウシ
ヒラメ?
何者かが上手に隠れてました
ハリセンボン
怒ってどっかいっちゃった
オニヒトデ
サンゴの天敵!
エビ?
食べられそうなんだけど
カクレクマノミ
映画の主人公になりました


 7/27 1本目:デッショ 気温33℃ 水温27℃ 透明度25m 潜水時間31分

オトヒメエビ

奄美大島でのダイビング1本目はデッショというディープポイント。最大深度31mという深さは初めての体験で奄美に来る一週間前にリフレッシュダイブをしたものの正直不安・・・。ショップから港まで歩いて2分くらいの所に港があるが、ご丁寧に車を出してくれたのでそれに乗り込み港へ。タンク積みを手伝い出航!ポイントまではちょっと遠く、しばらくの間ボートから海景色を堪能。ようやくポイントに到着した頃にはしっかり船酔いしてました。うまく潜降できるようにスチールタンクで4kgのウェイト(←オーバーウェイト)をつけいざ出陣!ボートの下はあまり流れはなかったが移動しているうちに流れが突然出てきて身体が思うように進まない。クレパスのようになっている根をいくつか通り過ぎた後、棚に沿って一気に30mの世界へ。耳抜きをしながら下へ降りるが耳抜きが追いつかず身体がどんどん沈んでいく。一生懸命ぎりぎりまで肺を膨らまそうと頑張ってみたものの抵抗むなしく身体は更に沈む。異常に気がついたイントラがすぐ近づいてきてBCのエアーを入れ何とか無事に沈みはおさまった。呼吸だけでは中性浮力が無理な深度を初めて知った瞬間だった。恥ずかしさでいっぱいだったが、その後イントラが隣についていてくれたことから平常心で潜ることができた。そして 突然視界が暗くなった。周りを見るとみんな上を向いている。真似して上を見るとそこにいたのは大きなオスのウミガメ。私は気がつかなかったがイントラが言うには、突起物をピンと立てて近づいてきたらしい。その他見られためずらしい生物はタツノオトシゴ。1本目からすばらしい海を堪能した後に待っていたのは酸欠と窒素酔い・・・。次のダイブまでひたすら寝て回復を待った。
EN 10時30分 EX 11時01分
オトヒメエビ
 

 7/27 2本目:アサヒガーデン 気温31℃ 水温29℃ 透明度20m 潜水時間37分
ホワイトソックス 本日2本目はアサヒガーデン。1本目で体調を崩しパスしかけたが、何とか潜ることに決めた(夫の残念そうな顔を見るとなんとなく・・ね)。
このアサヒガーデンも最大深度25mとまたもやディープなポイント。前回の経験を生かしBCにエアーを入れることだけは忘れないよう注意して潜った。 ところが・・・このアサヒガーデン、下が砂地で大きな根が一つだけポツンとあるポイントで、水底が見えることから一気に肩の力が抜けてしまった。夫と水中で笑顔を交わし、その後はリラックスして生物の観察。透明度抜群で穏やかな海の一つだけ存在する根に生息していたのは、ウツボ、ホワイトソックス、チョウチョウウオ、スズメダイ、キンメモドキなどなど。中でもホワイトソックスは探すのが結構難しいらしい。赤い身体に白い靴下、とてもかわいらしいエビだった。そして今回は窒素酔いもなく貴重な生物も見れて満足のいく1本が終了した。何となく、もう少し長く居たいポイントだった。
EN 14時00分 EX 14時37分
ウツボ

 7/27 3本目:ハナゴイ 気温32℃ 水温28℃ 透明度25m 潜水時間55分
ハマクマノミ

本日3本目はハナゴイというポイント。ダイビングにも少し慣れてきて拍車が掛かり、ショップに戻らずそのままポイントへ行くことに。(夫も嬉しそう・・)
ハナゴイは初級者でも潜れるポイントで水深14mという比較的浅いところにサンゴがびっしり敷き詰められ、そこにたくさんの生物が生息している。ここではクマノミ6種類のうちトウアカクマノミを除いた5種類が見られるらしい。
潜降後、流れもなくゆったりとクマノミの赤ちゃんを観察しながらイントラの呼ぶ方向へ行ってみると、そこにいたのは何とウミウシ!(へぇ〜ウミウシってこんなんなんだ・・)と初めて見る物体に興味をよせる。他にもかわいらしいお魚がたくさんいて、ゆったりのんびり観察しながら結構な時間が過ぎていった。
しばらくして浮上の合図があり、BCのエアーを全部抜いて浮上。(この時はまだウェイト4kgをつけてる)
こうして本日のダイビングが終了した。
EN 15時30分 EX 16時25分

ハナビラクマノミ

 7/28 4本目:バショウ 気温30℃ 水温28℃ 透明度20m 潜降時間45分

テーブルサンゴ

今日の天気は快晴。気持ちのいい朝を迎えご機嫌にショップへ。待っていたのは50過ぎのおばさま達のグループ。たくましい程鍛えられた肉体を見ていると、自分の身体もいずれこうなるのか・・と心配になる。
本日1本目はバショウというポイント。 最大深度21mとディープなポイントでサンゴがきれいな所だった。昨日からオーバーウェイトだったことに今頃気づき3kgに減らす。(←それでもまだオーバーウェイト)そしてボートに20分くらい乗っただろうか・・・移動の途中、トビウオを発見!水面を飛んでいる滞空時間はかなりのもの。ポイントに到着して機材を装着し、おばさま達より早めにエントリー。全員潜降するのを待ってサンゴとサンゴの間3mくらいの所をくぐり抜け、一面テーブルサンゴが広がっているポイントに到着。テレビで見るよりずっと巨大なサンゴの棚にちょっと感動・・・。その時イントラがハリセンボンを見つけ手で軽〜くパンパンパンと平手打ち(う・・かわいそう)。途端にプ〜とふくれ間近で見たハリセンボンの顔はとってもへんな顔。針がいっぱい出てても全然怖くなかった(絶対なめられる顔だと思う)。そして、なめてかかった私に罰が下る。ウミヘビの登場!小さい頃からハブより猛毒を持ったのがウミヘビと聞いて育ったため、その恐怖といったらサメと張るものがある。半泣きしたせいで勝手にマスククリアされ、見たくないウミヘビもよ〜く見えてしまい、顔や身体が硬直・・・。人の気も知らず悠々と立ち去ったウミヘビを尻目に、残りわずかな時間をフリータイムで楽んで浮上となった。

EN 12時33分 EX 13時17分

ハリセンボン
ウミヘビの襲撃

 7/28 5本目:インオアシス 気温32℃ 水温28℃ 透明度20m 潜降時間46分

おじょう

本日2本目はインオアシスというポイント。これが奄美大島でのラストダイブとなる。初日からするとかなり緊張がほぐれ、ちょうど楽しみだした時に最後とは・・・。
インオアシスは水深10〜20mの近場のポイント。 印象としてはアサヒガーデンによく似ていた。最初は深い珊瑚礁の棚へ進み、みんな中性浮力をとりながらサンゴの観察。と、その時、身体に何か衝撃を受けた。どう表現していいか分からないが、一瞬だけ何かが自分に突進し、突き抜け、後ろにやや押されたような感じ。それと同時に圧迫感もあった。夫にスレートで「何?今の」と書いたが夫も分からなかったらしい。他の人を見ても何もなかったかのように普通に潜っていたので不思議に思いながらそのままダイビングを続けた。その後は水深浅めの砂地に移動し、根の周りにいる魚や生物を最後のダイビングとして後悔しないようにじっくり観察。あまりに夢中になっていたため砂を巻き上げていることに気づかず、気づいたら自分のところだけ砂が巻あがって水が濁っていた。(ウォ〜やってしまった!)中には写真を撮っている人もいたので、かなり迷惑をかけてしまった。
ラストダイブを終え、楽しかった奄美でのダイビングはこれで終了。ところで例の身体に感じた不思議な感覚・・・それは地震だった。おそらく陸地では身体に感じない程の地震。でも、水中では結構身体に感じたため、これがもっと大きな地震だったら水圧で圧迫死するのかな〜と考えたらちょっと恐ろしい。
今回の奄美でのダイビングは、天候に恵まれ透明度抜群の海を潜れてとても楽しかったが、ディープダイブが多かったためいい体験ができてスキルアップはできたものの、思い込みや知識不足が身にしみたダイビングともなった。
EN 11時40分 EX 12時26分
アザラシ
インオアシスの根