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奄美大島(あまみおおしま)
■ /TOP体験談ダイビング/ ■

 7/28 両親と合流

おじょうの両親

夕方、事前に打ち合わせをしておいた通りレンタカーで空港へ向かい両親を待つこと数十分、飛行機が到着。人垣のなか両親を発見し、久しぶりの再会を互いに喜び合う。
そして、とりあえず笠利にある父親の実家(今は誰も住んでない)に行き、荷物を下ろして父親のガイドで本格的な観光に出発!
実は私の父・・職業は学校の先生。なので話すことは仕事柄とてもうまい。さらに地元となれば出てくる出てくるいろんな話が・・・。特に多いのは「むかしは〜だった」という話。若いガイドで観光するよりずっと奄美の歴史が分かるし身近に感じる。父親の名ガイドでしばらく奄美北部をドライブした後、笠利に戻って親戚の家に挨拶をすることに。(この旅行、結婚して初めて夫を奄美に連れてきたため夫の紹介旅行でもあった。)
「こんにちわ〜♪」と挨拶するが誰も出ず。しかし田舎のすごいところは入り口が玄関ではないところ。父親の後をついて裏側の居間へ回り、再び「こんにちわ〜♪」。「は〜い!」という返事と同時にSチコおばさんが現れた。前もって連絡がいってたようで笑顔で中へ通された(←もちろん居間の入り口から)。中にはYタカおじさんもいて、挨拶した後夫の紹介をする。夫はやや緊張気味だったが彼のすごい所はすぐにその場の空気に馴染めるところ。すぐにうち解け楽しく会話をしていた。そしてその夜は盛大なおもてなしをうけ、途中で父の妹Y子姉ちゃん(←おばさんって言うと怒られる)やYタカおじさんの子供のMヒサ兄ちゃんも登場し、賑やかな宴会は会話が途絶えることなく夜遅くまで続いた。
笠利町にて〜男性陣〜
笠利町にて〜女性陣〜

 7/29 釣りと親戚一同勢揃い

シーバード優和

昨晩のお酒は運良く残っておらず気持ちのいい朝を迎えた。今日から宿泊先を名瀬市内に移動するためチェックアウトをして両親の元へ向かう。
本日の予定は2班に分かれた。まず父と夫は釣り。名瀬市に行く途中にいる知り合いのY下さんがシーバード優和という船で釣りに連れて行ってくれるとの事。私と母は一足先に名瀬市内へ行き、昨日訪れたY子姉ちゃんの家へ向かうことにした。「たくさん釣ってきてね〜!」と2人を下ろした後、母と名瀬市へ向かう途中スコールのような雨と激しい雷に見舞われ前も見えない状態に。必死にハンドルを握りようやくY子姉ちゃんの家へたどり着いて母とふたりホッとする。しばらくY子姉ちゃんと楽しく近況報告などおしゃべりをした後、きっと釣ってくるだろう食材を前提にご馳走の支度を始めた。(なぜご馳走かというと、親戚のほとんどは名瀬市に住んでいるため今日は全員がこの家に集まる予定になっていた)
料理が得意な母と違って私は料理はかなり苦手。手早くいろんな料理が作られて行く中、私は2人の先輩から指導を仰ぎながら頑張ってふくれ菓子というもに挑戦!ところがここで一つ問題発生。Y子姉ちゃんが手書きで書いたレシピの言葉が分からない・・・。正確に言えば言葉の意味が分からない。皆さんは分かるだろうか?『な〜ら弱火』って。お菓子作りは適当が許されないので母に聞いてみるが、母も分からず本人に聞いてみることに。「な〜ら弱火ってどんな火加減?」答えは『中火よりは強く強火より少しだけ弱い火』なんだそうだ。(へぇ〜)
無事にお菓子も完成しご馳走が整った頃、夫からお迎えの連絡が入った。すぐに父と夫を迎えに行き2人を連れて戻った時には親戚一同、大人から子供まで勢揃い。遅れて本日釣りでお世話になったY下さん夫婦も到着。今度は大勢を前に夫を紹介。夫も照れながら自己紹介し、父も親戚全員を説明つきで紹介していく。(覚えられたかな?)長い長い紹介のあと、開かれた宴会に2人が釣った大きな魚も並べられ、歌ありおさつキャッチゲーム(上からお金を落としてお箸でキャッチするやつ)ありの最高に盛り上がった飲み会は夜中まで続き、今日もまた日付がかわってのホテル帰りとなった。

夫に大物ヒット!
父に大物ヒット!
Y子姉ちゃん宅で大宴会

 7/30 観光

ハブ(左)とマングース(右)

この日は名瀬市内を重点的に観光が始まった。もちろんガイドは父親。奄美で有名なハブセンターに行き、ハブとマングースの戦いを間近でみる。ハブは目が見えないので温度で獲物を捕るんだそうだ。その証拠として、戦う前に息が荒いハブにプラスチックのケースの外からライターの火を近づけて見せる。つけたと同時にほんとにハブが飛びかかってきた。(おぉ〜怖っ!)最初はワイワイと騒いでいた小学生も突然目の前でハブが飛びかかってきたとあって悲鳴とともに後ろにのけぞる。(よかった♪静かになって・・。)結果はマングースの勝利。マングースはきらきら光るものを食べる習性があり、ハブの目を一瞬で食べてしまい勝負あり!となった。
結構エグい現場を見た後は心を癒そうと奄美屈指の海岸に向かった。この海岸は大浜海岸といい、大規模な海水浴場の中に水族館が併設されていて、途中はやわらかな芝生に休憩所まで作られている自然豊かな場所だった。海をバックに写真を数枚撮り、陽も落ちてきたためY子姉ちゃんの家に戻る。 帰り道徐々にお腹がいい具合に減り始め、今晩は父の妹弟の家族と共に近くのお店へ食事に出かることになった。そこで久しぶりに再会したいとこは立派な青年に成長しており(それもそうだ。私も28歳になったんだし・・)東大卒で以前は結構まじめなイメージがあったけど何が彼を変えたのか・・・とても明るく快活に、そしてお酒も強くなっていた。
そしてこの夜はさすがに前日から夜中まで飲み続けとあって、早めに切り上げホテルへ返って就寝。
水族館
大浜海岸の休憩所

 7/31 奄美大島最終日

バイバ〜イ。また来るね!

長いようで短かった奄美大島もこの日で最後。前半はダイビングに明け暮れ、後半は両親や親戚との飲み会に明け暮れ、あっという間の旅行だった。
この歳になると、家族と共に旅行する機会なんてめったにない。別れの時間が近づくにつれ寂しい気持ちでいっぱいとなり心で泣いた。そして貴重な時間を大切にしながら午後のフライトまでの時間を有意義に過ごした後、両親は鹿児島へ私たちは大阪へと楽しい想い出をそれぞれの胸にしまって出発。こうして私たちの奄美大島の旅が終了した。