明日からのダイビング講習を前に今夜は早めにベッドに入る。ドキドキしてなかなか眠れない。ちょっとウトウトしかけた時、突然部屋がグラッと揺れ、棚の上にあったテレビが落ちた。地震だ〜!ともかく夫のもとにいかなきゃ!と、必死に這いつくばってたどり着く。たかが隣のベットなのに思うように身体が動かなかったのだ。しばらくして揺れは止まり、夫はすごい勢いでドアを開けに行き、「水を出せ、水を出せ〜」と私に言った。阪神大震災を経験しているだけに手際がよい。洗面所の水を出すと既に赤い錆びた水が出てきた。(遅かったか・・)夫にそのことを告げるとお風呂の水を溜めだした。後で分かったのだが、トイレの水を流すのに使うらしい。ナルホド・・・その後、余震はなく部屋の外に出て様子を見に行ったが、みんな部屋のドアを開けて話しをしたり寝てたりしていて、深夜到着便の人達は事情が分からず何事かと驚いていた。グアムでは珍しい震度5の地震を体験した日だった。 |