1本目講習内容
(1) ディープダイブ・・・潜降の仕方・安全停止
(2) 水中での作業・・・窒素酔いを確かめる
(3) 深度計・・・深度計の誤差
(4) 体積変化・・・ベルトのゆるみ
(5) ライト・・・魚の色や見え方
久しぶりの海でやや緊張気味。ブリーフィングで最初はディープダイブをすることを告げられた。注意事項としては、ロープか何か目標物を見つけて潜降すること。潜降がまだ苦手な私はかなり不安・・・。
次に窒素酔いを確かめるため陸上で自分の名前を書くのに何分かかるか時間を計った。結果は26秒。(水中でも実際に名前を書いて確かめるらしい。)窒素酔いになったら浅い所へ移動して下さいと言われた。
次は深度計を使って同じ物でも誤差が出ることを確認するらしい。
そして体積の変化はベルトのゆるみで分かるらしい。同じく水中で確かめて下さいと言われた。
最後にライトで色の変化を確認するとのこと。
ここまで一気に説明され頭はパニック状態。何とかなるさ〜と余裕の男性陣がうらやましい・・・。 ラウラウビーチはビーチエントリーだったので強い日射しの中、足場の悪い砂場を重いタンクを背負いフラフラしながら海へ入る。膝くらいのところから波に足を取られるようになったがもう少し先まで行ってフィンを履くことになった。波で転びながらフィンを履きBCにエアーを入れ沖まで水面移動したのち潜降の合図が下った。
まずはディープダイブの講習ということで目標物をみつけながらゆっくりと潜降していく。私の目標物はイントラ(一番確実だったので・・・)。そして水深18mのところで窒素酔いの実験。水中で名前を書いてかかった時間は22秒。(あれ?陸上より速い・・・?)後でイントラにムキになった結果だと言われみんなに笑われる。次にイントラの深度計で誤差の確認をした後、体積の変化を調べるためベルトのゆるみを見る。陸上でしっかり留めたはずのベルトには両手が入れられるくらいのスペースが出来ていた。そして最後にイントラのライトで魚の色を見ていく。水中でも色があるように見えるがライトを当てると鮮やかな色が浮かびあがった。水中では深くなるにつれ赤い色から吸収されてしまい全体的に青が強くなってしまうんだそうだ。“海はなぜ青いのか?”その答えがこれである。試しにミノカサゴの写真を撮ったが、こげ茶色だったカサゴはフラッシュが光った瞬間赤色になった。(へぇ〜ホントだ)
今日の講習はこれにて終了。“ 百聞は意見にしかず”で実際に水中で体験すると楽しいし理解しやすい。アドバンスの講習はもっとスキルの方を要求されるのかと思っていたが、オープンウォーターで習ったことをもう少し専門的に学習するといった感じだった。
EN 9時15分 EX 9時54分
|