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SAIPAN(サイパン)
■ /TOP体験談ダイビング/ ■

 〜サイパン体験談2001/2/8-11〜 

今回の旅行日程は
2/7〜11(4泊5日)

友人2人を含む4人でAOWライセンスを取得するためのダイビング旅行

 2/7 サイパンへ〜美男3名 子供1名〜

今回は夫の飛行機学校時代の同級生2名と仲良くAOWライセンス取得旅行!アメリカの飛行機学校で知り合った3人は共に青春時代を過ごした仲だとか。みんなかっこよくて、一応夫も入れて美男3名ということに。子供1名とは私のこと。大きな3人に囲まれると日陰ができてちょうどよい。
初めての南の島への旅行は空港でキョロキョロ、現地でキョロキョロと何かと落ち着きがない。サイパン到着後、これが有名なサイパンかぁ〜と感動しながらホテルへ移動。私たちが今回お世話になったのはハファダイビーチホテル。本館と別館2つ、合計3つの建物があり、一番高い建物がクリスタルタワー、続いてタガタワー、そして一番低い公団のような建物が本館。簡単に言えば『お金持ちコース』『中流コース』『小市民コース』というランクづけ。もちろん私たちは『小市民コース』ということで本館に宿泊。とはいっても街の中心でDFSの目の前なので食事や買い物などは超便利だし、反対側は敷地からビーチがつながっていて、マニャガハ島への船も出ているので快適(負け惜しみ?)
夕方の到着だったので、しばらくゆっくりした後食事がてら街を観光することに。メインストリートを歩くと両サイドに洋服、カバン、雑貨などたくさんのお店が並んでいた。驚くことにほとんどの店が店の前で勧誘をしている。なかには「コピ〜あるよ!」なんて呼び込みもあった。片言の日本語で熱心に客引きをする姿を見ると、頑張って生活しているんだな〜と少々胸が痛む思いだったが、日頃の疲れを癒すために来たリゾート地ではあまり見たくない光景でもあった。食事をする所でも高級な店を除いてはやはり客引きの嵐。たくさんの呼び込みで迷う中、旅行疲れで舌も疲れていたことからこの日の夕食は日本食に決めて店に入る。居酒屋風の店内は思ったより広くて清潔だった。とりあえずビールを注文して乾杯!久しぶりに会った友人達と会話を楽しんだ後は明日からのダイビング講習に向けて早めに店を出て部屋へ戻った。


 2/8 サイパン2日目〜コピーあるよ!〜
お天気は快晴。いよいよ今日からAOWの講習が始まる。真新しい軽機材とウェットスーツを持ってショップに行くと、同意書にサインするなりいきなり海へ。(あれ?学科は?)と疑問に思いながらも海での講習が終わりショップへと戻った。しばらく休憩があった後、テーブルで講習内容や見た魚などメモして質問コーナーが設けられた。この流れでいよいよ学科かぁ〜と姿勢をただし意気込んでいると、AOWの教科書と問題用紙が配られ『じゃあ本日はこれで終了します』と言われた。一同の驚いた表情にもイントラは『明日それを解いて持ってきて下さい』とサラリと言う。あっけにとられでも何も言えず結局は今日の学科は宿題としてお持ち帰りとなった。
ホテルに戻るとシャワーを浴びたり洗濯物を乾かしたりしているうちにあっという間に日が暮れて夕食を食べに外へ出る。今日も早くから客引きがたくさん出ていた。夕食をとった後の帰り道、昨日から気になる『コピーあるよ!』の呼び声に一同興味津々。ひとりの女性に友人が声をかけ店内に入ってみることにした。
店の中は別に普通のお店。洋服や靴やカバンなど品揃えが豊富でいろんな物が置いてあった。(ふ−ん・・もしかしてこれ全部コピー?)失礼な話だけど店の物全てがコピーに見えて仕方がない。日本語で友人が『コピーは?』と聞く。すると店員は明るく店の奥へと私たちを案内した。(どうしよう・・店の奥に怖〜い人達がいてお金をとられたりボコボコにされたら・・・)と不安がよぎる。店の奥は倉庫のようになっていて、入って左側の壁を動かすと壁の向こうにもう一つの隠された部屋が現れた。(すっご〜い!!)これには一同びっくり!不安よりもスリルと感動の方が強かった。勧められて部屋に入ると壁側の商品棚には一点ずつバッグが並び、商品ケースには財布や小銭入れなどがまるで高価な品物のように並べられている。お値段はコピーだから当然格安。本物を知らないのでどれくらい類似しているかは分からないけど、これだけ大がかりなセットが組まれていると本物に見えてくるじゃないか〜! 結果、夫と相談してスーツケースを購入することになった。カードを出して『これはコピーしないでね!』と冗談ぽく念を押し、品物を手にして店を後にした。(結構なお手前で・・・)
それからは 部屋に戻って夜中12時まで今日の宿題に悪戦苦闘。終わったところで隣が気になりドアをたたくと、完全にリラックスしている2人が・・・お〜い、宿題はぁ?

 2/9 サイパン3日目〜AOW講習終了〜

夕べ必死にやった宿題を持ってショップを訪れる。またまたこの日もいきなり海。残った講習を終えてショップに戻り昨日と同じパターンへと突入。今日こそは宿題もあるし学科講習があるんだろうと思っていたがやはり学科講習をやる素振りがない。日本とは違って海外の講習はブリーフィングの中に盛り込まれていたり、ロギングの時のちょっとした説明や質問コーナーが学科講習なんだと終わってみて分かった。宿題の答え合わせも解答が配られただけ・・・。まあ、いずれにせよ無事にAOW講習が終了してホッとした。
この夜は講習が終わって肩の荷がおりたのか、友人2人は夕食後にしばらく街を歩き回るというので2人を残して帰ることに。独身男2人・・・ナンパかぁ〜!?と思ったが野暮な詮索はせずにそそくさとホテルに戻った。何時に帰ってきたかは分からないが、夜11時頃部屋を訪ねてみると2人とも帰ってきて寝ていたので私たちも最終日のレジャーに備え早めに就寝。


 2/10 サイパン4日目〜マニャガハ島へ〜

今日はサイパンで有名な無人島のマニャガハ島へ行くことにした。いろんなアクティビティがついたツアーもあったが、お昼過ぎから行動を起こしたため時間と比べると少々お高め。結局船乗り場で乗船チケットのみ購入しマニャガハ島へ。マニャガハ島へは高速ボートで10分程度。定期便が1時間おきに出港していて帰りの最終便は17時くらいだったと思う。スピードを出したり弱めたり、くねくねとサンゴをよけながら島へ近づくにつれ海の色が青色からエメラルドに変化。これでこそ南の島へきた甲斐があったというもの!待ちに待った船が着港してすぐに友人Nさん、若い女性2人の姿をキャッチ。独身男2人の楽しみを奪ってはいけないとまたもや自由行動することに・・・(ハイハイ、行ってらっしゃ〜い!)
2人になった後、まずは島を半周回って探索。見た目は美しいエメラルドの海と白い砂浜ではあったけど、この日は風が強くて砂が体にバチバチ当たって痛い!ならば海でシュノーケリングを楽しもうと中へ入るが、見た目と違い海の中は白く濁っていてとてもじゃないけど魚なんて見えない。仕方なく陸に上がって風の当たらないところを探し木陰で休憩。そして休憩も飽きた頃、反対側の島を探索する途中、遠くに友人と女性の2カップルを発見!しっかりリゾートを満喫している彼らに気づかれないように来た道を戻りながら1人の外国人青年と出会った。彼は現地の人で何でもお兄さんと待ち合わせをしていたが現れずそろそろ帰ろうと思っていたとの事。手に持っていたビールを勧められ遠慮なく頂いていると今晩の夕食に誘われた。現地の人と交流するのが好きな私はかなり乗り気だったが夫は慎重・・・。怪しい人には思えなかったが結局丁寧にお断りしてその場を去った。(私も軽率だったけどもし彼が善意で言ってくれているなら本当に失礼な話である・・・。)
再び戻って木陰で休憩。暇だけどゆったりした時間を過ごし最終便でホテルへ戻る。その後はたまたま結婚記念日だったのとボートで一緒に戻ってきた友人も訳あり!?だったことで結局この日は最後まで自由行動をすることになった。夕方になるのを待って夕食を食べに行った後、夜遅くまで開いていた洋服屋を回ってショッピングを楽しんだ。クイックシルバーのTシャツとか結構かっこいいものが置いてあったし雑貨なんかも最初はかわいくて何軒か回ったが、繁華街が小さいので割と飽きるのも早かった。なのでABCストアでビールと節約のため朝食を買ってホテルへ戻り結局部屋でいつものように2人で飲み会。地味で無趣味な2人である。


 2/11 サイパン最終日〜大阪へ〜

とうとう最終日となった。最終日とはいっても飛行機の時間が早朝だったためほとんどなきにしもあらず・・・。ウルトラ早起きで眠い目をこすりながら身支度を整え、ロビーで最後の記念撮影をして送迎のバスを待つ。常夏の島とはいえ朝方は半袖では結構寒い・・・。ようやくバスが到着し、夜明けと共に空港へ到着。
今回のサイパン旅行はかなりタイトなスケジュールでゆっくり観光する時間がなかったが、一番の目的のAOWライセンスは取れたし、楽しい旅行だった。また機会があればサイパンに来てみたい。そして今度は体力・スキルを身につけて、一度グロットに潜ってみたいと思う。
Nさん、Kっち、AOWライセンス取得おめでとう♪そしてお疲れ様でした!