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和歌山県串本(くしもと)
■ /TOP体験談ダイビングみさきロッジにしだ/ ■

 〜串本体験談2003/8/23-24〜 

今回の旅行日程は
8/23 〜24(1泊2日)

近いからいつでも行けると思いつつなかなか行かなかった串本へ行ってみました♪

 8/23 串本へ

串本デビューの日が決まってからこの日が待ち遠しかった。急な日程だったため前日入りしたくても土曜日で宿泊先がなかなか見つからず片っ端から電話をかけてようやく泊まるところを確保。ということで土曜日は“みさきロッジにしだ”で宿泊することになった。
この日はダイビングの予定はなく大阪からゆっくりと串本を目指すつもりだったのに、「せっかく行くのだから早めに出発して飛び込みでビーチダイブをやろう」と夫に言われ結局は朝6時半頃の出発となった。(好きね〜)
今日の一番の目的は途中、クラブノアに立ち寄って世界一低い所にある海中ポストで暑中お見舞いのハガキを投函すること。前日の電話では予約が取れなかったが直接行ったらOKかもしれないとかなり適当な計画で現地へ向かう。高速を御坊ICで降りて国道42号線を走り出してすぐにきれいな海岸通りへと出た。同じ関西とは思えないくらいきれいな海を見ながら更に進むこと2時間。そろそろ到着してもよさそうなものなのに、それらしき姿が全く見えない。車中に不安な空気が流れ始めたその時クラブノアの看板を発見!が、地図がよく分からず到着した所は串本水族館。(おいおい・・なんか違うぞjぉ〜)でも、とりあえず車を降りて暑い日差しで疲れ切ったノラ猫に挨拶した後水族館へ入る。閉館しているのかと思った程さびれた水族館にはそれぞれの水槽の里親募集の張り紙があった。10分程度で水族館を出て問題のクラブノアをもう一度地図でよく確認してみることに・・・。すると、何とかなり手前で既に通り過ぎた後だった。でもうだるような暑さでしょ〜?当然2人とも戻る気なし。海中ポストはまた次回に・・ということで、串本へ向けて出発。
次に目に入ったのが串本ダイビングパークという所。串本では結構有名らしい。ログハウス作りの宿泊施設の目の前はビーチエントリーのポイントで、イザリウオやウミウシなどがいるんだそうだ。ダイバーは当然ながらその隣が串本海中公園の展望台ということで家族連れや観光客など数多くの人で賑わっていた。
しばらくフリーダイビングをするか悩んだが、暑さとビーチまでの階段、そして白波が立っているのを見て却下。結局、一度今日の宿泊先へ向かうことに。


 8/23 リゾート大島へ

30分程車で走ってみさきロッジにしだへ到着。ところがチェックインは15時からと言われ、手元の時計を見るとまだ12時半。時間を潰そうと観光名所や泳げる場所を聞く。教えてもらったのは“大島”と“潮岬灯台の下の遊泳場所”。それぞれ逆方向にあったので最初は大島へ行くことにした。20分くらいで大島へ着き、偶然見つけた“リゾート大島”という所で食事することに。(そういえば、もう13時半・・・お腹すいた・・・。)
リゾート大島の敷地内にあるレストランへ入り、食事が出来るかどうかお店の人へ聞いている時、目に入ってきたのがタヒチで飲んだ“ヒナノビール”。(うそ〜こんな所にヒナノが!!!)何のためらいもなくヒナノビールを注文。運転で飲めない夫を尻目にゴクゴクと喉を潤す。(超おいし〜♪懐かしい−−!)思いもかけない出会いにこれだけでも来てよかったと満足する私。その後レストランで軽食を注文し、おしゃれな店内やりっぱなキャンプ施設を一通り見学してから潮岬灯台へ向かった。
リゾート大島

 8/23 潮岬灯台へ
潮岬灯台の下時間は14時半。チェックインまでまだ時間があったのでそのまま宿泊先を通り過ぎて潮岬灯台へとやって来た。駐車料金1日300円という驚きの安さに感心しながら車を止め、他の人の視線を浴びながら!?シュノーケルセット片手に下へ下る(ここはあくまで灯台の見学で遊泳の場所じゃなかった)。途中、道なき道を歩きながら5分くらいで教えられた場所に着いた。
川っぽい 地形で岸から5mくらいのところに少し大きめの岩棚があり、その手前と奥に海水が流れ込んで自然のプールができあがっていた。何人か既に水遊びをした人達が中央の岩の上で休憩をしている。私たちも早速岸側の岩に荷物を置いて着替えを済ませシュノーケリングをしに海へ飛び込んだ。海水はそんなに冷たくなく、透き通っていて非常にきれいな状態。フィンを使わなくともぐんぐん進む・・・ぐんぐん進む・・ぐんぐん!?(流れてる〜!!)慌ててフィンキックを止めたが前方にいた夫はまだフィンで進んでいる。(ど、どうしよう・・早くこっちを振り向いてよ〜!)と心の中で叫んでいるとやっと気づいてくれてこっちに戻ってきた。でもその戻ってきた時の顔・・・すごい形相。とにかく中央の岩につかまるが流れで身体が思うように動かない。フィンをはずす時も流されてまた岩をつかみ直しようやく岩棚の上へ上がった時は足を少し切っていた。傷はそんなに深くはなかったが、水に濡れて血が止まらず見た目は重傷。先に休憩していた人達の心配そうな顔。しかし、問題は帰るためには再びこの流れに飛び込まなければならないこと。これはもしや救難ヘリか!?と私が本気で思っていた頃、夫は再び岩につかまりながら何とか渡れないかと様子を見ていた。しばらくして、流れが止まる時があることが分かり、何度かそのタイミングを確認しながら思い切って流れが止まった瞬間に海へ飛び込んだ。その後は全速力!幸い流れがないまま岸までたどり着き、シュノーケリング・・・いやドリフトダイブは一回で終了。精神的に疲れてしまい、その後は素早く荷物をまとめて宿泊先へ向かった。
後で聞いた話、夫は流れに気づかず「俺って早い〜!」と思い込んでいたらしい。(おバカちゃん・・)で、戻ってくる時に身体が進まないのに気づいて慌てたためすごい形相になったとの事。(あのマジ顔・・・今だから笑えるけどよかったね、戻ってこれてさぁ)

 8/23 宿泊先へ

部屋の窓から

怖い体験をしてどっぷり疲れ宿泊先に戻ったのは16時頃。部屋へ案内してもらいとりあえず腰を下ろし旅先の疲れを癒す。このみさきロッジにはユースホステルも兼ねており本館と別館に分かれている。別館はまだ建ったばかりで木のいい香りが館内全体に漂っていた。タタミもまだ緑色だったのでホントに最近建ったに違いない。部屋の居心地は最高だった。窓を開けると目の前に串本の海が一望できて海からの風が気持ちがいい(ただし、肌は潮風でベタベタするけど)。しかし、やはり文明の利器を使おうとエアコンをつけようとした時、初めて有料だということに気がついた。(え〜エアコンつけるのにお金とるの〜?)予想外の出費になりそうな予感。昼間はとりあえずグッと我慢してシャワーを浴びた。が、夜はさすがに我慢できず、1時間100円のコイン入れに700円を投じ就寝。1時間たって落ちるコインの音が最初はうるさかったが、そのうち疲れていたため熟睡。
みさきロッジにしだ別館